実は超単純?!みんな苦手な"水"が絡む半反応式がスラスラ書ける方法!

 

 

こんにちは!

 

 

受験化学を勉強している

そこのあなた

"水"が絡む半反応式

スラスラ書けますか?

 

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水が絡む半反応式って

何種類かあって

使い分けとか

ややこしいですよね

 

 

 

「4つくらいあるけど

使い分けができない」

「半反応式がコロコロ

変わるからややこしい」

 

 

 

こんなふうに思ったこと

ありませんか??

 

 

今回はそんな

みんな苦手な水の半反応式

マスターして

周りと差をつけましょう

 

 

 

水の半反応式

入試で頻出なので

完璧に理解すれば

確実に点を取れます!

 

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逆に、

入試で頻出であるため

完璧に理解しておかない

その問題を捨てることに!

 

 

 

しかも、

半反応式を書く問題の後

その書いた反応式を使った

計算問題が続きます

 

 

 

だから、

半反応式を間違える

その後の計算問題も

間違えてしまいます!

 

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半反応式を間違えるだけ

雪崩式に間違えるので

大量失点に繋がります

 

 

 

なので今回は

実は超単純

水が絡む半反応式

マスターしちゃいましょう

 

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では、

なぜ簡単に半反応式が書けるのか

 

 

 

それは水が絡む半反応式

たった2つの基本式から

成り立っている

からなんです!

 

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この2式は

水素イオンから水素へ

水酸化物イオンから酸素へ

を表しています。

 

 

 

ここから、

酸性条件塩基性条件

どのように式を変形するか

解説します!

 

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まず酸性条件水溶液中は

(H+)まみれです

 

 

 

ここに

水酸化物イオンがあると

一瞬で中和されます

 

 

 

なので酸性条件のときは

式の中から(OH-)

消せばいいんです

 

 

 

逆に塩基性条件のときは

(OH-)まみれなので

式の中から(H+)

消せばいいんです

 

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実際に1つ目の式

変形してみましょう

 

 

 

酸性条件そのままですが

塩基性条件では

両辺に(2OH-)

足します!

 

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次に2つ目の式

変形してみましょう

 

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酸性条件のときには

左辺の(OH-)

存在しません

 

 

 

なので両辺に

(2H+)を加えて

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となります!

 

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塩基性条件では

右辺の(H+)

存在しません

 

 

 

なので両辺に

(2OH-)を加えて

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となります!

 

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以上が

水が絡む半反応式の作り方

でした!

 

 

 

まず、水の半反応式

水素イオンが水素へ

水酸化物イオンが酸素へ

を覚えましょう

 

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ここから4つの式

変形できるように

練習もしておきましょう

 

 

 

水の半反応式

点数アップ目指して

頑張ってください!